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まちレポ

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川崎市内で素敵な活動をしている人たちや「まちのひろば」を、市民レポーターが紹介します。
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#宮前区

「森カフェ」~地域で、地球にやさしい公園づくり

地域のひとたちが集まって、公園の清掃を行い、清掃で集めた枯葉や雑草はコンポストで堆肥にする。農薬や化学肥料を使わず、耕すこともせずに公園の植物を守る。そして作業の後は、木陰で香り高いコーヒーを飲みながらお喋りを楽しむ。 こんな素敵な活動を広げている人たちがいます。 宮前区の有馬ふるさと公園で「森カフェ」を開いている大島京子さんにお話を伺ってきました。(取材日:令和6年6月16日 取材:山田知子) 命が循環する公園を目指して! 私たちは公園の清掃をして、集めた落ち葉や雑草で

地区連合自治会と地域団体のコラボイベント「向丘つながるサンデー2024」

令和6年5月12日(日)、宮前区役所向丘出張所で、地域交流イベント「向丘つながるサンデー2024」が開催されました。向丘地区連合自治会が主催し、地域住民が一体となって準備を進めました。住民同士の出会いや交流を創出し、地域を盛り上げることを目的としています。 昨年から開催され、今年は2回目。オープニングは和太鼓チーム親子DON!!による威勢の良い和太鼓。およそ450人の老若男女で賑わいました。 (取材日:令和6年5月12日 取材:山田知子) 向丘地区とは 向丘出張所のある宮

着物リメイクデザイナー あきやま幾代さん日本の美を活かし着物をオシャレに変身させる!

「私が表現したいものを追求してきたら、このような形になりました」 服飾デザイナーとして実績を上げている中、着物リメイクへと方向転換し、現在川崎市民プラザ、宮前市民館他で「着物リメイク講座」を開催している、あきやま幾代さん。 川崎市民プラザで講座受講生の作品展示中のあきやまさんに、これまでの道のりなどを伺ってきました。 (取材日:令和6年3月3日 取材:山田知子) 服飾デザイナーとして、パリで仕事をしていました! 私は文化服装学院で服飾デザインを学びました。卒業後、アパレル

~誰もが心地よく過ごせる居場所~「宮前平駅前スペース ここわ」

この記事は、2019年6月14日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 「宮前平駅前スペース ここわ」は、「障がいをもつ人をはじめ誰もが心地よく過ごせる居場所をつくりたい!」という思いから生まれたコミュニティスペースです。 趣味に浸り、喫茶でまったり 平日の午前は、体操、手芸、書道、絵画、パソコン等の講座、午後はお茶を飲みながら交流したり、休息したり、ゆったりと過ごす「ここわ喫茶」が開催されています。(詳しいプロ

日本語で楽しく交流できるロビーカフェ~国際おしゃべりサロン宮前~

宮前市民館のロビーでは、市民が気軽に集い、交流できる場として「カフェみやまえ」が開かれています。カフェは様々な市民団体によって開催されています。 今回は、そのひとつ「国際おしゃべりサロン宮前」(代表:鈴木裕子さん)の皆さんにお話を伺いました。 (取材日 令和6年2月2日 レポーター:山田知子) 地元に住む外国の方と触れ合える場 「国際おしゃべりサロン宮前」では、近隣に住む外国の方々などをスピーカーとして招いて、出身地の身近なことを日本語で話してもらっています。 日常の様子

「まちかどシェア」 様々な活動をする人や団体をつなぐ「場」

2012年に辻麻里子さんが代表となって8人で活動を開始した“宮前まち倶楽部(以降「まち倶楽部」と表記)は、神奈川新聞のコラム「市民発 地域をつくる人・活動」や、かわさき市民活動センターの若手応援コラム「U-50(アンダー50)」などで紹介され、地域を広く視野に入れた活動ぶりに注目されてきました。 2019年から、「まちかどシェア」というイベントを、地域と連携しつつ、まち倶楽部が核となって進めておられます。これまでの軌跡を冊子にまとめられたと聞き、まち倶楽部代表:辻麻里子さん

気軽に、おしゃべりを楽しみませんか 「おしゃべりサロン すがお」

この記事は、2020年2月17日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 「おしゃべりサロンすがお」は、“地域で孤立する人をつくらない”をモットーに毎月第4木曜日(10時~12時)に川崎市宮前市民館菅生分館(宮前区菅生)で開かれています。予約不要、誰でも参加自由です。 毎回のテーマは、みんなで学ぶ、体を動かす、多世代と交流する等。お喋りを楽しみながら皆で元気になることを目指しています。 取材に訪れた<1月のおしゃべりサ

~ウグイスの歌声を聞きながら田植え体験~ 飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会

この記事は、2020年6月26日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。  6月6日(土)、飛森谷戸の水生植物観察池(生田緑地の一画)では、田植え体験会が行われました。およそ2か月ぶりの作業日でした。 当日は好天気に恵まれ、マスクをつけ、お互いの距離にも注意しながら、久しぶりの野外活動に、子どもの活動団体や家族連れ等およそ80人が集まり、作業に汗を流しました。 新緑に囲まれて田植え体験  まず、諸注意があり、お神酒

はじめてのZOOM!―オンラインで広がるボランティア活動―

この記事は、2020年11月25日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 宮前市民館菅生分館では2020年10月5日から11月9日まで、「はじめてのZOOM!*―オンラインで広がるボランティア活動」という全5回の連続講座を開催しました。コロナ禍で活動が停滞している市民活動団体の現状を、何とか打破するための試みとして企画されました。 講師を務められたのは、特定非営利活動法人NPO福祉支援ゆうやけネット理事長 程田和義(

音楽を楽しみながら健康増進!~大人の鍵盤ハーモニカサークル 息(いき)・活(いき)・音(ね)~

この記事は、2021年3月5日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。  息を吹くことによって音を出す鍵盤を使い、音楽を楽しみながら心身共に健康になろう!こんな目標を掲げ、コロナ禍にあっても様々な工夫をこらしてレッスンを続けるグループ、息・活・音(いきいきね)。  2月25日(木)アリーノ(有馬・野川生涯学習支援施設)に取材に伺うと、レッスン室では、Zoomによる参加者5名(スクリーンから)と教室への参加者3名による楽

「こがも会」 ~楽な介護、円満な相続のために~

この記事は、2021年6月9日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 宮前区を中心に活動している「こがも会」は、ファイナンシャルプランナー、行政書士、介護福祉士等の資格を持ったメンバーが「少しでも楽な介護、円満な相続を目指して」活動しておられます。 代表の関豊子さんにお話を伺いました。 ご自身の体験をもとに始められた活動だそうですね 2013年、ファイナンシャルプランナーの講座で知り合った5名でこがも会を設立しま

宮前区を中心に活動を広げる 「絵を見ておしゃべりする会」

この記事は、2021年6月28日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 絵を見ておしゃべりを楽しんでいるうちに、自然に脳が活性化され、感情も豊かになるという、そんなプログラムがあるそうです。 宮前区を中心に高齢者や、その家族対象のアート鑑賞プログラムを開催している「絵を見ておしゃべりする会」の代表、小野佳織さんにお話を伺いました。 どのような活動でしょうか 「対話型美術鑑賞」という鑑賞方法を取り入れた活動です。基

オンラインで開催するコミュニティカフェ cha cha chat~茶々茶処~

この記事は、2021年11月10日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。 地域の人たちが集う場として、コミュニティカフェが広がっています。けれど、2019年から始まるコロナ禍のため、開催中止を余儀なくされているケースも相次いでいました。 そんな中、新しい形のコミュニティカフェを立ち上げたグループがあります。 宮前区に拠点を置く“cha cha chat~茶々茶処(ちゃちゃちゃっと)~”です。代表の北村聡子さんにお話を

子どもの遊び場を考える会 ポレポレ ~30年を超える活動の足跡をたどる~

この記事は、2022年3月7日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。  宮前区の「有馬ふるさと公園冒険遊び場」では「自分の責任で自由に遊ぶ。ケガと弁当は自分もち」がモットー。そこではハンモック、ロープ、スコップや大工道具などが用意されており、子ども達が身の丈に合ったケガや失敗をしながら自由に遊ぶことができます。  1992年に開園して以来30年以上にわたってこの遊び場の運営を担ってきたのは「子どもの遊び場を考える会