気軽に、おしゃべりを楽しみませんか 「おしゃべりサロン すがお」
この記事は、2020年2月17日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
「おしゃべりサロンすがお」は、“地域で孤立する人をつくらない”をモットーに毎月第4木曜日(10時~12時)に川崎市宮前市民館菅生分館(宮前区菅生)で開かれています。予約不要、誰でも参加自由です。
毎回のテーマは、みんなで学ぶ、体を動かす、多世代と交流する等。お喋りを楽しみながら皆で元気になることを目指しています。
取材に訪れた<1月のおしゃべりサロン>のテーマは「~新年を迎えて♪~わいわい おしゃべり」。
参加者が自己紹介を兼ねて一言ずつ
「バス停からの坂道が辛かったけれど、ここに着いたら元気がでてきました」
「高齢者向けの集いには年齢不足のため入れなかったが、ここは迎え入れてもらえて嬉しい。高齢の方々のお話をもっと伺いたいです」
「新しい出会いがあるのが楽しみ」
この日は雨交じりの寒い日でした。参加者は16名。一言ずつの言葉から、このサロンにくることが励みになり元気の素になっていることが伺えました。
お口の体操と朗読
最初に全員で早口言葉。皆さん開始前からのお喋りがウォーミングアップになっていたのか、とてもスムーズでした。
『お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ、茶立ちょ、青竹茶せんでお茶ちゃと立ちゃ』皆さんも言えますか?
続いて吉澤君子さん(すみれの会)の朗読『おばけどうろう』(作:萩坂昇)。川崎市青少年の家(宮前区宮崎)に現存する灯篭にまつわる切ないお話にホロリ。
おしゃべり&情報交換
コーヒー、紅茶の香りが漂うお喋りタイム。2つのグループに分かれて、自由におしゃべり。移動したり、グループが細分化したり、自在に変化しながらもお喋りが途絶えることはありませんでした。
「髪を染めるって、健康に良くないの?」「身なりを気にすることも大切よ」「心のシェイプアップね」「老人会の世話をしてたら・・・」「人のためにすることが自分のためになるんだよ」あちらからこちらからいろんな会話が聞こえてきました。
隣のグループでは英会話のレッスンですか?自己紹介の時に初参加と言っていた方が講師役のようでした。
代表の生駒みをさんに聞きました
「菅生分館と二人三脚で続けてきた『おしゃべりサロン すがお』はもうすぐ10年になります。できれば月に2回ぐらいやりたいですね。将来的には参加した人がそれぞれ自宅近くで『おしゃべりサロン』を開いて、『おしゃべりサロンの輪』が広がったら嬉しいです」
おしゃべりサロン すがお
主催:おしゃべりサロンすがお企画委員会
川崎市教育委員会
問合せ:川崎市宮前市民館菅生分館
電話:044-977-4781