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川崎市の人口155万人突破!人口が増える真の魅力とは!?

川崎市の人口が155万人を突破しました!めでたいっ!!

報道発表資料(川崎市)

データが裏付ける住みたいまち川崎

平成9年以降27年連続で社会増となっており、東京都区部からの転入者を中心に川崎市に住みたい人が増えているのは素直に嬉しいことです。
もちろん、川崎市の人口が増えたとしても周辺の自治体の人口が減っていくのであれば手放しでは喜べません。

報道発表資料(川崎市)

実は政令市で2番目に安全なまち川崎

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少子高齢化がじわじわと…

ここで素直に喜べないデータも…自然増減マイナス2,565人。相対的に1位でも着実に減少しているのです。少子高齢化は若いまちと言われる川崎市も例外ではありません。

報道発表資料(川崎市)
報道発表資料(川崎市)

悪くなっているけれども良くなっている

上のデータから生産年齢人口の割合が年々減っているのがわかります。一般的には生産年齢人口の減少は経済成長にマイナスです。しかし、経済成長で少子化問題が解決するかは別問題です。

経済成長率の高い欧米の先進諸国やアジアの国でも日本以上に少子化の進んでいる国はあります。
もちろん若者が経済的不安を理由に結婚できないような社会にならないような支援は必要です。

悪くなっているけれども良くなっている。悪いと良いは両立します。生産年齢人口の減少の反面、老年人口の割合は増えています。ここで強調したいのは老年人口が増えるということは成熟した地域の大人の力が増えることを意味します。

平均寿命が男女ともに日本一となった川崎市・麻生区

『病気ではなく人を見る』 

これはかの有名なナイチンゲールの言葉ですが、実際のところデータはあくまで数字であり、感情移入できません。データだけではなく人(地域に住む方々)を直接見ることが大切です。客観的なデータよりも現場の中にこそ、まちの魅力やヒントが詰まっているのです。

市内に数えきれないほどある魅力を地道に伝えていきたい

川崎市が進めている「まちのひろば」とは誰もが気軽に集える場であり、新しい活動のきっかけとなる多様なつながりを育む地域の居場所です。

「まちのひろば」が広がり、いろいろな人がつながることで、地域の支え合いの場が生まれ、災害時など困ったことが起きた時の助け合いや日常のサードプレイス(自宅や学校、職場でもない居心地のよい居場所)として、まちに住む楽しさが広がります。 

誰かを気にかける人も、誰かに気にかけられていて、気にかけられる人も誰かを気にかけ、誰かのために役立てている。その当たり前の関係性に気づくことが大切です。

歩いて楽しめるまちを目指して

RPGゲームを想像してください。広大な果てしなくひろがるマップにショッピングモールが一つだけ。意気揚々と向かう途中で横断歩道を渡り切れずにゲームオーバー。そんなゲームじゃワクワクしないですよね。

外を歩いているだけで色々なイベントや選択肢があり、安心して楽しめるまちであれば結果的に住みたい人も増えると信じています。

歩くのは環境にやさしいのはもちろん、まちをたくさんの人が歩いていることで声かけが届かないような『すき間』にいる人を取りこぼしにくくなります。住み慣れた地域で歳を重ねても自分らしく安心して暮らせるまち、多くの人が自然とゆるやかにつながって楽しいが広がっていくまち、市民の方々と一緒にこれからもそのような川崎市を目指していきたいです。

<この記事を書いた人>
散歩主/市民文化局コミュニティ推進部
うどん県の山奥出身。区役所での地域みまもり支援センターなどの勤務を経て、本部署勤務となる。趣味は本を読むこと。座右の銘は「足るを知る」「上善水の如し」。憧れの人は老子で、無為自然な生き方を目指している。最近糖質量が気になっており、audiobookを聴きながら散歩に勤しんでいる。マンションが好きで、散歩中に通りがかる度にニヤニヤしてもっぱら怪しまれている(らしい)。

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