連載 『まちのひろば探検隊with新しい生活様式』 第7話 ~幸区盛り上げ隊のオンラインイベント~
この記事は、2020年11月6日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
「かもしれない」を目指して。
新型コロナウイルス感染症の影響により、集まることが難しい今、
―だからこそのつながりができるかもしれない―
そんな「かもしれない」を目指す「まちのひろば」の新たなチャレンジを連載します。
第7話は、‘幸区をママが楽しく暮らせる街に’というテーマで活動をしている「幸区盛り上げ隊」が主催するさいわいママ交流会。2020年9月27日に開催された第32回交流会に潜入しました。
みんなと楽しむ「さいわいママ交流会」
「幸区盛り上げ隊」は、2018年4月から毎月1回、ママがリフレッシュできるイベントとして、さいわいママ交流会を開催しています。ベビーマッサージや0歳から楽しめるジャズライブ、抱っこダンス、手形足形ワークショップ、ベビードリームアート撮影会、離乳食講座など毎月企画を変えて、幸区内の施設で実施しており、今回でなんと32回目。4月に発令された緊急事態宣言の頃からは、WEB会議ツールZOOMを使いはじめ、オンラインイベントに切り替えて開催を続けてきました。
今回のテーマは「名前の無い家事・育児を無くして夫婦円満に!」
毎回、イベントごとに講師を呼んで実施している「さいわいママ交流会」。今回は、ファザーリングジャパン正会員で、男性の育休促進サポートもしている会社の代表、白吉健展(しらよしたけひろ)さんを講師にお迎えして開催しました。
白吉さんは『夫婦間での家事・育児の分担法』についてお話ししてくれました。
白吉さんのお話
1.夫婦としての目標を明確にしましょう
2.目標達成に向けた問題点を課題に細分化して、解決策を考えましょう
3.『名前のない家事』に名前をつけましょう
4.家事・育児は「好きなこと」や「嫌いじゃないこと」から分担を決めましょう
5.『愛情による搾取』を廃止しましょう
例えば3、どうして家事に「名前」が必要なのか。
多くのご家庭で生じている問題の根底には『認識の不一致』があります。認識の不一致を解消するためには言語化・視覚化することが重要ですし、そのためには夫婦共に家事・育児の全体像の把握が不可欠です。
そんなことも踏まえて、リラックスした状態で話し合いをすることが家庭円満の第一歩だと思います。
今回は、各家庭での具体的な問題について話を聞かせてもらい、私も勉強になりました。またこういった機会が持てれば嬉しいです。
当日参加したパパの感想
今までは奥さんをどのようにケアするか、色々な本を読んでいましたが、父として新しい生活を迎える考えは分からなかったので、今回のイベントでそのヒントを知り得ました。
あまり形にとらわれないで私自身の家族の正解を見つけようと思えました。
ZOOMだから出来ること(幸区盛り上げ隊隊長 倉林さんのお話)
幸区内や近郊の方だけでなく、場所を選ばないのがオンラインイベントの良さ。また、ママだけでなくパパも気軽に参加できるので、これからも色々な形でオンラインを活用していけたら良いなと思います。
この記事に関する問い合わせ
NPO法人幸区盛り上げ隊
隊長 倉林ともみ
連絡先:sukidesusaiwai@gmail.com