コミュニティーカフェ・ココデ
この記事は、2020年8月28日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
みんなが集まり・たのしみ・まなびたい。
ぶらりと出かけて、気軽に立ち寄って世間話をしましょう。
「ココデ」はそうした「したい・してみたい」を実現するコミュニティーカフェです。
レンタルスペースとして「こんな企画で店舗をつかいたい」も歓迎しています。
壁面はピクチャーレールが設置されて写真や絵画などの展示が可能です。白い壁面はプロジェクター投影に便利で、学習会・読書会などや茶話会の集まりもウエルカムです。入口をはいって右の壁には商品をおく枡形の棚があり、取材時は手作りマスクや布草履などが展示されていました。ちょうど「夏用マスクあります」の貼紙を見た親子が来店し、デザインやサイズを見比べ、気に入ったものを見つけたようです。
運営はNPO法人コスモス
「ココデ」は女性知的障がい者のグループホームを運営する「NPO法人コスモス」の代表横山典子さんが、障がい者のことを知ってほしい、地域の人たちがつながりを広げてほしいという思いから2006年に開業しました。
2015年から2017年には、高津区役所の「市民提案型共同事業」に応募して『ふらっとサロン』という企画を実施してきました。シネマ、終活、絵、音読、手芸など、様々なテーマでサロンを開き、計74回、延参加人数404人という大盛況。くわしくは会報「ふらっとたより」(下記リンク)をご覧ください。
ココデをもっともっと使ってほしい
今、横山さんが進めているテーマは「0~100歳のための見守りネットワークを創る会」です。
NPO法人代表としての任期(75歳定年)はあと3年。そんな時期を迎えて考えることは「だれもが一人で生活する時期が来る」。だから「地域での一人生活を選びとれる安心な仕組みを地域に作りたい!!」 その仲間が欲しい。「一緒に作りましょう!」と呼び掛けます。
そして、一人で就労し、家族の介護、子どもを扶養している若い人たちはどうしたら安心できるのでしょうか?その人たちが小さな声を上げ、電話をかけるなどで手がかり足掛かりに触れることができる仕組みを横山さんは作ろうとしています。
人とのつながりが広がればそれまでよりも楽しいこと、用事、そのために出かけてゆくこと、笑うことや考えることも増えるかもしれない。体だってもっと動かそうと考えるきっかけができるかもしれません。
「不安なく相談できる。一緒に考える。干渉しない。助けてと言える」などを支援できる仕組み。まさに、老若男女の≪一人生活を成り立たせる≫ためのネットワーク創りをしましょう!と動きだしています。
問い合わせ
コミュニティーカフェ・ココデ
電話 044-877-0131(月~金、10時~17時)