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第7回幸区市民活動交流イベント「はぴフェスさいわい」

この記事は、2020年2月14日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

様々な分野の市民活動団体がブースを出し、活動の実演、体験コーナー、パフォーマンスなど個性豊かな活動をPRする、幸区市民活動交流イベント「はぴ☆フェス さいわい」が1月11日(土)に幸市民館で行われました。20グループの各展示、実演には親子連れなどが立ち寄り、顔を寄せて見入り、実演に参加するなどして会場はたくさんの話声、歓声、笑い声が響きました。

オープニングの挨拶で関区長は「地域の元気は住民の方々の自主的な活動に支えられている。大切にしなければなりません」と話しました。

ステージが用意された大会議室ではキラキラ女性4人のユニット「自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドルGABU」が進行役を受け持って、ステージを切り盛りしました。


当日の出展内容

体験・ワークショップコーナー

認定NPO法人おもしろ科学たんけん工房、日本ボーイスカウト川崎第26団、NPO法人川崎市民石けんプラントなど計8団体が活動を紹介していました。

認定NPO法人おもしろ科学たんけん工房(写真1)は「科学する楽しさと、手作りで何かを完成させる喜びを体で感じてほしい」と横浜地区を中心に活動しています。川崎でも「おもしろ科学体験塾」を開催したいと話してくれました(「おもしろ科学たんけん工房」で検索↖)。「子どもたちが目を輝かせる瞬間に立ち会いませんか」とスタッフも募集しています。

写真1 ホバークラフトが浮かび前進

日本ボーイスカウトは、野外活動や集団行動を通じて、子どもたちの自主性、協調性、社会性などを育んでいます。子どもたちの年代は様々ですが、自然と年上の子が年下の子の面倒を見るようになり、リーダーシップが生まれてくるようです。

川崎市民石けんプラントは設立から30年の実績を積み上げています。石けん製造販売事業では廃食用油をリサイクルして「きなりっこ」石けんを製造販売し、障がい者とともに働く地域活動支援センタ―事業も行っています。きなりっこは市内の学校給食の食器洗いに使用されており、ほかにも「住まいの汚れおとし」や「羽毛製品」にも使えるとのこと。資源の循環社会を目指す着実な歩みが30年を支えてきました。

パネル展示コーナー

さいわい花クラブ(写真2)、机上防災訓練研究会(写真3)など8団体が活動を紹介していました。

さいわい花クラブが手入れする花壇が幸区役所を訪れる人々を迎えます。「幸区を花と緑でいっぱいにしよう」が合言葉です。「元気に咲いてね」とメンバーが気持ちを込めて二ケ領用水大師堀花壇を手入れしています。春を迎えると華やかに咲きだす草花。道行く人の「いつも楽しみにしています」の声がメンバーの喜びです。

写真2 心を込めて手入れする草花

机上防災訓練研究会は地図の上に地域の状況、危険発生予測場所・事態を書き込んでいます。DIG(災害想像ゲーム:Disaster、Imagination、Gameの頭文字)訓練をとおして地域の防災対応能力の向上を願っています。これまでの研究成果から災害に備えて必要な考え方や備品を紹介していました。

写真3 避難所で着替えなどに使えるカバー

ステージ発表

エーデルYS.com(写真4)、幸の会など計6団体の発表がありました。

発声練習や腹式呼吸、一緒に楽しむことは介護予防にもつながるというエーデルYS.com(ワイスドットコム)は歌声を響かせました。老人ホームを訪ねてそこの利用者さんたちと歌う活動やシニア世代が定期的に参加し歌を楽しむ「音のおしゃべりコンサート」も月に一回、開催しています。

幸の会のステージは小太鼓を打ち鳴らす体がリズムをとって踊るように動いていました。どのグループのメンバーも「楽しみを仲間と共有する喜びを感じ、気持ちが前向きになることで日々に張り合いができる」といいます。

写真4 エーデル YS.comの合唱

新たな出会い

活動のPRとともに新たな出会いもイベントの成果です。イベント実行委員会が「今日、新しい出会いがあった人?」と問いかけるとほとんどの参加者が手を上げていました(写真ー5)。楽しみながら仲間と一緒に活動する中に出会いが広がっています。身近な“区”域に子どもたち、障がい者、シニア世代にまで幅広く視線を向ける人たちが交流する一日でした。

写真5 新たな出会いに手を上げる出展者たち


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