連載『まちのひろば探検隊with新しい生活様式』 第6話 ~パパとベビーマッサージ~
この記事は、2020年9月15日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
「かもしれない」を目指して。
新型コロナウイルス感染症の影響により、集まることが難しい今、
―だからこそのつながりができるかもしれない―
そんな「かもしれない」を目指す「まちのひろば」の新たなチャレンジを連載します。
第6話は、子育て世代の方に心豊かなくらしを提案している『みどりなくらし』によるオンラインセミナー『パパとベビーマッサージ』(2020年7月24日)です。
地域子育て支援センターが休業に
子育てには悩みがつきません。
新型コロナウイルスの影響で、地域子育て支援センターが休業になってしまいました。誰かに相談したくても、市や区が開催する子育てサロンや育児相談もすべて中止に。
そんな中、みどりなくらしは、オンラインで「おやこひろば」を開催したのをきっかけに、毎月オンラインイベントを開催しています。
「パパとベビーマッサージ」
今回開かれた『パパとベビーマッサージ』は、いつも地域子育て支援センターに来ていただいている、ベビーマッサージの「おやこサロンYurari」堺谷美香先生の提案で実現しました。
地域子育て支援センターへのパパの来所率が高くなってきていた中、こうしたイベントに対するニーズも多く、特に子育て世代の転入が多い新丸子、小杉地区はパパの参加率が高いのも特徴です。
最初に参加者の皆さんの自己紹介。少し皆さんの緊張がほぐれた後、ベビーマッサージ開始です。堺谷先生の指導により、パパたちが子どもに優しく「ベビーマッサージを始めるよ~」と声がけをします。胸や腕、足、背中など全身を優しく洋服の上から、マッサージしていきました。子どもたちもパパの顔を見ながら、嬉しそうでした。
マッサージのあと、先生から参加者の皆さんにサプライズが。画面に賞状が映り、日々頑張っているパパやママに、心温まる言葉のプレゼントがありました。
みなさんの最近の悩みは…
「同じ月齢の子たちと会えないのが、寂しいです」(Oさん)
「保健センターで開催予定だった、離乳食や英語、育児関係のイベントがすべてキャンセルになってしまいました。情報は溢れているけど、何を信じたら良いのか不安です」(Sさん)
「緊急事態宣言の翌日に出産でした。立ち合いが急遽できなくなり、里帰りのため、1ヵ月は面会もできませんでした。2ヶ月目から育児に参加出来ましたが、予想とは違う始まり。最初は戸惑いましたが、ようやく生活に慣れてきました」(Nさん)
主催のみどりなくらしの本江弘子さんから
子育て真っ只中のパパママ、日々の育児本当にお疲れさまです!そして、誰も経験したことのない、新型コロナウイルスの感染防止対策にも注意を払い、気の抜けない毎日かと思いますが、時にはお互いゆっくりする時間を相談して作ってくださいね。
そして、困ったことがあったら、ぜひ近くのお知り合いの方に声をかけたり、ヘルプを出してください。子育ては決して家族だけの問題ではありません。
川崎市は特に子育て世代の多い街です。みんなで一緒に子育てを楽しみ、時には一緒に悩み、子どもの成長を一緒に見守っていきたいと思っています。
この記事に関する問い合わせ
みどりなくらし
担当:本江弘子さん
メールアドレス:midorinakurashi@gmail.com