ほっこりポスターとは

小松 亮介（こまつ りょうすけ）さん

小松湯３代目若旦那。妻・寛子さんと共に、昔ながらの薪を使う銭湯を守る。友人のアーティストによる作品が銭湯内にたくさん飾られており、何度通っても飽きない。近年は特にサウナ目当てに来る人も。

ほっこりエピソード

　前職の仕事中に骨折をしてしまって。休業中に銭湯を手伝ううちに、日本文化の一つとして残していきたいという気持ちが強くなっていきました。今は父、母、妻と4人で切り盛りしています。朝から深夜までの経営で、洗濯や風呂掃除、接客などやることはたくさん。妻にはその全てのことを助けてもらっています。今後も家族一緒に、ずっと湯を沸かしていきたいですね。
　お客様とはちょっとした世間話をしたり、外で会っても挨拶したりできる良い関係。常連さんが多く、お客様同士で仲良くなってそのまま飲みに行くなんてことも。ヨガ教室なども開催してるので交流の場にもなっています。
　銭湯は来れば来るほど幸せになれる場所。身体だけでなく、心も洗われて濁らない感覚になりますよ。家ではシャワーだけという人が週に1回でも通ってくれたら、人生観を変えるくらいの力があるんです。