八丁畷の駅前にある地域交流拠点「Park Line 870」
この記事は、2023年08月19日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
2023年4月1日、京急線八丁畷駅前に地域交流拠点「Park Line 870(パークラインはっちょう)」が開設されました。地域の交流場所として、ワークショップなどのマルシェが開かれるイベントスペースや、フードトラックが入りフード提供を行うカフェスペースなどを設けて、まちを利用する人々が自由に滞在する拠点になっています。「Park Line 870」の担当をしている、京浜急行電鉄株式会社の川合英紀さんにお話を伺いました。
Park Line 870が出来たきっかけ、名前の由来を教えてください。
2018年から川崎市と神奈川大学と京浜急行電鉄が、産学官連携プロジェクトの一環として、八丁畷駅前空地の活用を検討してきました。その活用方法として、地域の賑わいを創出することを目的に、飲食や憩いの場、イベントスペースなどの機能を持った地域交流拠点を作ろうと、今年の4月に開設しました。道路を公園のように活用する取り組み「Park Line」と、「八丁畷」の駅名の由来である「八丁(870m)」を組み合わせて命名しました。
現在、どういう方が利用していますか。
イベントスペースは、地域団体の方々がワークショップや商品販売などの定期的なイベントを開催してくれています。その他、近隣の小中学校の課外授業、また日常的には芝生エリアを中心に子供たちの遊び場としてご利用いただいています。今後はビアフェスやダンスフェスなども予定しています。
出店者の1人、おすずキッチン 山田舞鈴さんにもお話をうかがいました
「私は、キッチンカーでオムライスをはじめ、多彩なメニューを販売しています。ここでは毎週木曜日にいつも出店しています。今回は、私が主催させていただき「地域の方とご縁繋ぎイベント」を開催しました。この場所をもっとたくさんの人に知って欲しいと思い、他のイベントで繋がった方をお呼びして出店いただきました。定期的に開催していきたいです。地域の方がつながり、縁をつないでいきたいです。」
ここでイベントやりたい!という方がいたら、どうしたらいいですか。
もちろん実施可能です。地域のイベント、趣味の発表、マルシェなど、他にもいろいろなイベント企画をぜひお待ちしております!イベント等への出店をご検討の方は、下記お問い合わせください。是非一緒に盛り上げましょう!
今後この場所をどういうスペースにしていきたいですか。
キッチンカーの出店や、定期的なイベントを中心にしながら地域の交流が広がっていき、まちの活性化のきっかけになるようなスペースにしていきたいです。また、掲示板もありますので、通りがかる人たちがまちの情報をキャッチして新たな交流につながっていく場所になればいいなと考えています。
これからの抱負、目標などありましたら教えてください。
地域の方々に認知・活用してもらい、賑わいが創出されていくことが直近の目標です。中期的には、その新たな賑わいを作る活動を通じて出会った地域の方々とともに実証を重ねながら、まちに必要な機能の探索をして、今後の八丁畷駅周辺エリアの活性化につなげていけたらと考えています。
この取組に関する問い合わせ
Park Line 870
川崎COCOON 八丁畷駅前で地域交流!「Park Line 870」 (別ウィンドウで開く)
(取材日:2023年7月2日 レポーター:倉林智美)