ほっこりポスターとは

時田 正枝（ときた まさえ）さん

元住吉駅から徒歩約5分のところにあるお店で、月に一度「こども食堂」を開催。その他「ひとり親ご飯会」や、養護施設出身者へ食品を提供する「はらぺこ宅配便」も実施。

ほっこりエピソード

　「木月こどもキッチン」を始めたきっかけとなった体験は、若い頃に旅行で東南アジアの貧しい子ども達を頻繁に目にしたこと。生まれた場所が違うだけで、こんなにも境遇が違うのかとショックを受けました。さらに、お店を始めた後、友人から「子供の頃は家が貧しくてご飯を満足に食べれなかった」という話を聞いて、再び衝撃を受けたんです。満足に食事ができない子が、日本にもいるのだと。
　今は月1回、お弁当100食を提供する木月こどもキッチンに加えて、ひとり親に特化した「ひとり親ご飯会」も開催しています。その子ども達がピカピカのランドセルを見せに来てくれたのが、嬉しかったですね。他にも、養護施設出身者への食品支援「はらぺこ宅配便」を利用していた子がボランティアやアルバイトをしてくれたり。引き続き、子どもも親御さんも安心して過ごせる場所をつくっていきたいです。