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ゆとり育児のためのチームビルディング~快適な共働き生活を考える~

この記事は、2020年1月8日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

現在、共働き世帯は全国で60%を越えています。快適な共働き生活を送るためには、夫婦がお互いを尊重しつつ、家族みんなで家事や育児に取り組んでいくことが大切です。まさに家族で「ワンチーム」になっていこう!そんな家族の生活を考えるための講座が中原市民館で開催されました。(11月2日(土)~12月21日(土))

「ゆとり育児のためのチームビルディング」は全5回の講座で、共働き生活の課題を洗い出し、良好なチーム育児体制を創るコミュニケーションの方法、時短料理と食育について、お金とライフプラニング等を学び、それぞれにあったファミリーのあり方を考えていきます。


パパもママも子どもも参加

訪れた第3回講座(11月30日)は「共働き夫婦のための時短料理講座と食育」。(講師:食と心のオフィスワクワクワーク代表菅野のな氏、写真後列左から2人目)
パパ、ママのほかにチビっ子が2人、また見学のベビーが1人いました。

講義の様子

この日の献立は、さつまのおこわ、ダブル大根のみそ汁、ほうれん草の胡麻和え、人参の塩もみ。シンプルですが栄養バランスは抜群です。
栄養価の高い料理を、時間をかけずに作るために、覚えておくと便利な応用のきくタレ、作り置きのコツ、栄養価の話など、講座はテンポよく進みました。

皆で役割分担
皆で楽しんで作ります

料理ができると、保育室にいた子どもたちも集合して試食タイムです。「あら、この子、普段はお野菜食べないのによく食べてるわ!」といった声も聞かれ、どの料理も好評でした。

参加者の感想など

・私が夫に強く参加を勧めて2人で参加することができました。第一歩を踏み出した気がします。
・男性が少なそうな気がしたので、敢えて企画委員として参加してみようと思いました。たくさん気づくこともあったし、色々な方と出会えたのが一番の収穫でした。
・夫を早くに亡くしたのですが、(孫を)子育て中の息子や娘の世代を応援したいと思って企画委員として参加しました。若い方々と共に取り組むのは楽しいです。
・以前は料理もしていたのですが、最近は仕事が忙しくてあまりできていません。今日は一緒に料理ができて楽しかったです。

料理ができました

市民館担当職員から

今回の講座には4人の企画委員が公募に応じてくれまして、新しい感覚でよい内容の講座ができたと思っています。皆さんこれからも続けたいとのことです。近い将来に一歩進めて、市民主体で「学びの場」を作る市民自主学級になって欲しいと願っています。
来年度に向けて企画委員も募集しています。企画委員になると、より楽しめることが沢山ありますので、是非多くの方に応募していただきたいです。企画委員会は2回程度、後はメールが中心での連絡なので、気軽に参加できます。詳しくは中原市民館「ゆとり育児のためのチームビルディング」担当までご相談ください。

講師と企画委員、担当職員

進歩する男女共同参画

‘チームビルディング’とは「同じ方向を目指して複数のメンバーが個々の能力を最大限に発揮しつつ一丸となって進んでいく効果的な組織づくりや、チームをまとめる手法」として近年注目されているそうです。今回の講座では‘家族をひとつのチームとして捉える’という発想に立脚しています。そのように捉えること自体が、すでに‘和して作っていく’方向に向かっているように感じました。すでに次年度も講座を開催すべく準備が始まっているようです。‘男女共同参画’の社会がどんどん前進していますね。

講座情報

ゆとり育児のためのチームビルディング ~快適な共働き生活を考える~
主催:中原区役所 まちづくり推進部 生涯学習支援課
電話: 044-433-7773


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