ほっこりポスターとは

本舘 教子（もとだて のりこ）さん

聖マリアンナ医科大学病院、副院長兼看護部長。５年前より川崎に在住。「セルフケア看護」にこだわり、対象の方々がどうありたいのかを支える看護を目指している。

ほっこりエピソード

　看護師として病院に勤務したあと子育てで職を離れ、もう看護の道には戻らないだろうと思っていました。しかし、自分が入院したことをきっかけに日本の看護の質の高さを実感して、看護師自身に看護の価値を感じてもらいたいと思うようになり、この病院での仕事に就きました。
　看護部長になって11年。コロナ感染症の蔓延、病院の建て替え、引っ越し等、めまぐるしく変化する時間を過ごしてきました。５年前に川崎に引っ越してきてからは、医療関係者だけでなく行政の方からも看護についてお声がけいただき、ネットワークが広がりました。
　コロナ前と同じ状態に戻りつつある今思うことは、働き手が減っていく時代に、いかにして川崎市の医療提供体制に看護の力で貢献していくかということです。大学病院という施設だからこそできる役割があると思いますので、それを考えていきたいと思います。