ほっこりポスターとは

大薗 一樹（おおその かずき）さん

立体切り紙アーティスト。１歳７ヶ月の時に小児がんの一種の血液疾患を発症。立体切り紙の講師として麻生区内外で数々のワークショップを開催。宝物は妹が初任給で買ってくれたポーチ。

ほっこりエピソード

　高校１年生の時に祖父の田舎にある美術館に行って、1枚の紙でスズムシを作るパフォーマンスを見ました。その時に僕にもできるかもしれないと思って家に帰って挑戦してみると、失敗せずに1回で作れたんです。それからは自己流で虫や動物などをたくさん切るようになりました。切り紙の本はあっても「立体」切り紙の本はなかなかないので、自分の頭の中で全部考え
るのですが、切るのも考えるのも楽しい時間なんです。
　麻生支援学校の音楽の授業がきっかけで始めたバイオリンも大好きで、立体切り紙とバイオリンを通じて子どもたちやお年寄りが笑顔になる活動ができたら嬉しいなと思っています。そして最近は、災害や戦争で苦しんでいる人たちに僕の立体切り紙を見てもらい元気になってもらいたいという夢ができました。大きな夢だけど、いつか実現できるように頑張ります。