ほっこりポスターとは

吉田 威一郎（よしだ たけいちろう）さん

久地円筒分水サポートクラブ・前代表。クラブの創設当初からリーダーを務め、久地円筒分水の整備を行う。活動グループの10周年の際には「記憶から記録へ」を合言葉に記念誌を作成した。

ほっこりエピソード

　今は公園のようにきれいだけど、以前は何の手入れもされていなくてね。市の事業として整備された後の維持のためにこの「久地円筒分水サポートクラブ」の活動が始まりました。最初は12人だったのが今は30人ほど。地元企業からは若い方がたくさん手伝いに来てくれます。
　草刈りや掃除など地味な作業なんだよ。だけど我々がやらなかったら草はぼうぼう、水も汚くなってしまう。ご近所の方から「ありがとう」とか「ご苦労様」と言ってもらえると、それが励みになりますね。保育園などの子どもたちが、お散歩で来ると、みんな手を振るんです。何もなくても、話さなくても、外にいて作業をしてるだけで人とのふれあいがあるのが嬉しいです。
　1941年生まれの円筒分水とは同い年！だから余計に愛着がありますね。さあ、築造100年に向けてどうなるか。まだまだやりたいことはたくさんあるよ。