ほっこりポスターとは

市川 モナ（いちかわ もな）さん

オーケストラ団員である父親の影響で、自然と音楽好きに。川崎区生まれで、ミューザ川崎は身近な存在。高校3年生で企画が選ばれ「ミューザの日2024 アニバーサリー・コンサート」のプロデューサーを務める。

ほっこりエピソード

　アメリカの大学への進学を前に、生まれ育った川崎で何かしたいと考えていたとき、偶然ミューザ川崎でコンサートのプロデューサーを募集しているのを見て応募したんです。
　　川崎がいろんな国や文化とつながっている楽しさを伝えたくて、川崎の姉妹・友好都市の曲を選びました。なかなか実感が湧かなかったのですが、リハーサルでオーケストラが揃って、今から自分が選んだ曲を弾くというときに、本当に実現するのだなと感動してその瞬間が忘れられません。本番は皆さんのおかげで私の想像をはるかに越えた素晴らしいものになりました。
　私自身、アメリカ人の母を持ち、日本とアメリカの２つの文化の間で生きてきました。多様な楽曲を選んだのは、多様性という言葉だけでは伝わらない部分を感じてほしいという想いもあります。音楽にはそういう力があるんじゃないかと思うんです。