見出し画像

~まちのテーブル~ 食品おすそわけ会

この記事は、2022年1月4日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

幸区で地域食堂「まちのテーブル」を主催している「ひよし食堂の会」は、新型コロナウィルスが流行する前は、各種ワークショッププログラムと食事で楽しむ交流の場所として開催していました。今は感染予防のため、食事を含めた交流を休止していますが、少しでも地域の役に立てる事をしたいと、食品おすそわけ会を月に1回実施しています。
代表の庄司佳子さんにお話を伺いました。


具体的な活動内容を教えてください。

現在は食品おすそわけ会を、月に1回、南加瀬中央町内会館で行っています。フードバンクかながわ、川崎幸市場からのお野菜などの寄付や、地域の方からの食料品や缶詰などのおすそ分けを袋に詰めてお渡ししています。同時に毎月さまざまなプログラムを実施しています。10月はバルーンアート、11月は折り紙のリースに飾りつけようというワークショップを行いました。毎月、地域で活動している団体の方に講師をお願いしています。

おすそ分け会の準備

いつから活動されているのですか。

日吉分館市民自主企画事業として、2017年から活動を開始しました。ちょうど5年目になります(2021年時点)。子ども達へ食事を提供する活動から始まり、多世代のコミュニティの場の提供と、フードパントリーなど食品ロス削減にも力を入れています。

バルーンアートワークショップ

ひよし食堂の会をなぜ始めたのですか。

立ち上げ当時、私は、食品ロスの普及啓発をしていました。また、子ども食堂の勉強会に参加したり、大田区にある子ども食堂第一号店「だんだん」にも足を運んだりしていました。その中で、顔の見えるまちづくりや子どもの居場所の少なさなどの課題を感じて、私たちに出来ることを探して、まちのテーブルにたどり着きました。現在、メンバーは6名、ボランティアは8名います。

庄司さん(左前)とボランティアの皆さん

どんな方たちが参加していますか。

食事の提供をしている頃は親子が多かったのですが、現在は親子に加えて、地域の方たちが集まってくれます。30名定員ですが、25・6家族参加してくれています。また、プログラムでは手を動かしながら、皆さんと繋がって交流を深めたり、地域の方たちの居場所になっています。
皆さん、学校に配布しているチラシなどを見て、参加してくれています。チラシは、日吉分館、日吉分庁舎、街の協力店にも配架しています。参加は事前予約が必要です。毎月初めに、日吉分館で予約を受け付けていますので、参加してみたいという方は、電話か来館にてお申し込みください。
【電話番号 044-587-1491 日吉分館】

折り紙のリースの様子

この記事を読まれている方へのメッセージがあれば教えてください。

今後どのような形にしていくかは、検討中ですが、継続していきます!まちのテーブルの活動は、街づくりや防災にも繋がります。また、この日吉地区を住んでいて楽しい場所にしていきたいです。寄付やボランティア大歓迎です。
食品ロスにも引き続き、力を入れていきます。地域の中でうまく循環出来たらいいなと思っています。いつもお手伝いに来てくれている近所の方たちと一緒に、この地域の居場所づくりを今後もしていきたいと考えています。

川崎幸市場からの寄付野菜

ひよし食堂の会
hiyoshisyokudounokai@gmail.com
https://www.facebook.com/hiyoshisyokudo/

最後まで読んでくださりありがとうございます。市民の方の地域活動や市民活動等への参加と継続を応援するため、Facebook(つなぐっどKAWASAKI)でも情報を発信しています。よろしければ、フォロー、いいね!をお願いします♪