新川崎タウンカフェの小箱ショップが人気に
この記事は、2020年10月14日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
鹿島田駅と新川崎駅からすぐに位置する「新川崎タウンカフェ」は、「まちとひとがつながる」がキャッチフレーズの、地域の居場所やサロンとして地域のみなさんが利用できる空間です。ここでは「小箱ショップ」として、作家が心を込めて製作した作品が壁一面に販売されています。
店長の岩川舞さんにお話を伺いました
小箱ショップでは、作家さんたちが繋がり・声の掛け合いが生まれる。そして、関係性ができて、まちにつながる。タウンカフェで知り合った作家さんが、一緒にハンドメイドマルシェなど、外のイベントに参加したりしていると聞いています。
また、小箱サロンという作家さんの交流会も年に2~3回行われています。そこで、色々な情報交換をしたり販売するためのノウハウの勉強会を行ったりしています。
作家さんが一歩踏み出すきっかけに、そして、作品を見てもらうステージをサポートしていきたいです。」
はじまりは港南台ですが
15年前に横浜でオープンした、まちの交流拠点となる「港南台タウンカフェ」。アクセサリーや小物などを作る“まちの作家さん”たちが棚ボックスのオーナーとなり、小箱ショップという展示販売を開始しました。その後、対面での販売やプチ教室開催へ広がっています。
取材当日も展示販売が開催されていました。
取材当日は「Two moms」さんが小箱スクエアと言われる展示販売を行っていました。アロマグッズを製作している大山慶子さんと、刺繡や布小物を製作している藤間多恵さん、2人のママで「Two moms」です。
当初大山さんが1人で出展されていたのですが、途中からハンドメイド仲間の紹介で、2人で出展するようになりました。
「最初は、お友達にプレゼントをする程度だった自分の作品をこうして販売する事が出来て、本当に楽しいし、嬉しいです」(藤間さん)
「ネットで販売すると、色々手間がかかり大変ですが、タウンカフェでは、安心して販売出来ます。売れると嬉しいですし、どんなものが売れるのか勉強になります。そして、今、自分たちでもこんな事が出来るのだという自信に繋がりました」(大山さん)
96棚ある小箱ショップには、藤間さんや大山さんをはじめ累計210名ほどの作家の登録があります。作家は、棚のオーナーとして契約をすることで、小箱スクエアと言われる、対面販売やプチ教室を月2回行う事ができます。また、SNSやホームページなどへの告知をタウンカフェが行っています。
壁一面に並ぶ心温まる作品たち、まずはぜひご覧ください。
この記事に関する問い合わせ
新川崎タウンカフェ
店長:岩川 舞さん
連絡先:044-555-0233