【ほっこりポスター】かわさきって人だよね。(File:058 喜多 龍之祐)
ほっこりポスターとは
喜多 龍之祐(きた りゅうのすけ)さん
吃音症の当事者がカフェを運営する「注文に時間がかかるカフェ(注カフェ)」に参加したことから、コンアニマのメンバーと出会う。注カフェはドキュメンタリー映画として公開され、喜多さんも出演。
ほっこりエピソード
吃音を持つ同年代が集まった音楽団「コンアニマ」。言葉にするのが難しいからこそ、歌で想いを表現しようと結成しました。ライブに向けてオリジナル曲を制作したのですが、歌詞にはすごく悩んで、メンバーと何度も話し合いました。全員で歌うコーラスの部分は、一般的な曲はラララなど決まっていると思うのですが、好きな言葉で歌うことにしました。吃音は症状やニーズが人によって違いがあることを表現したんです。
コンアニマのみんなと出会うまでは、吃音は自分だけの悩みなんだって思っていました。今は、一人で悩むものじゃなくて、みんなで支え合っていくものなんだと感じています。今後はコンアニマの活動を全国に広げて、それぞれの地域にメンバーを増やして各地でライブをできたらいいなと思います。音楽による活動を通して、みんなが自分の気持ちを伝えられるきっかけになるんじゃないかと思うんです。