ほっこりポスターとは

スミ ナツコさん

グラフィックデザイナー。「絵本と森と街づくり」をライフワークに、ノートリボの運営のほか、BOOK WEEK JAPAN、森展の運営メンバーとしても活動中。「多摩区ＰRアンバサダー2024」も務める。

ほっこりエピソード

　本業はグラフィックデザイナーですが、多摩区では本を通じてまちを盛り上げる様々な活動を行っています。中でも「ノートリボ」は本を軸に大人が自由に表現する場を作ろうと思って立ち上げた団体で、登戸駅前の空き地や高架下・ミライノバで「住民本屋」というマルシェを開催してきました。ひとりでふらっと立ち寄ってくださるおばあちゃんもいて、高架下が縁側のような場になったことが嬉しかったですね。道路が開通し今はその高架下も使えなくなりましたが、そういった場所でイベントができたことも良い思い出です。
　活動をする上で私が常に考えているのは、子どもたちに何を残せるかということ。まちの余白を楽しみ、自分たちで自由を模索し、表現する場を次の世代にも残していきたい。それを実現できる仲間に空き地で出会えたことに感謝しています。