高津さんの市=地元の生産者が直接販売!=
この記事は、2019年7月5日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
6月16日(日)、JR南武線武蔵溝ノ口駅の南北自由通路で高津「さんの市」が開かれました。地元産、市民参加、SUNDAY開催の三つの「さん」がつながって高津「さんの市」。久本薬医門公園で偶数月の第3日曜日に定期的に開催されていますが、6月は「どんなもんじゃ祭り」(高津市民館で開催)と連携して南北自由通路で開かれました。
「地元を楽しむ暮らし。日曜の朝は高津の採れたて野菜を楽しむ」をコンセプトに、地元の食材を通して生産農家と消費者が互いの「うれしい」を交歓し、地元とのつながりも意識させてくれるイベントです。また、地元食材とつながりがあるパン工房、おやつ工房、ケーキの店なども出店しています。
「さんの市」では、毎回、開場前に列ができ、「今日は何があるかしら。無農薬で美味しい野菜があるからいいわ」といった声が聞こえてきます。始まるとすぐに、野菜、卵、パン、花など、来場者が次々と手に取り、「この野菜はどのようにして食べたらおいしいのかしら」「じゃあ作ってみるわ」などのふれあいも生まれています。そして次の開催時に「作ってみました。おいしかった」と知らせてくれることもあるようです。
「出店していると『直売所はどこにありますか』と尋ねられることがよくある」と農家の方。こうして農家とお客さんとがふれ合い、地元農産物のファンが一人一人増えるよいきっかけになっているようです。当日、配られていた「地参地笑・おさんぽマップ」には高津区内37カ所の農産物直売所が記されています。地元産の新鮮野菜を探して散歩を楽しむこともできそうな直売所マップです。地元農産物が「おいしい」と「健康」をつなぎ地元農家さんとの人のつながりが生まれています。
地元産野菜は「採れたて」が売り。「食べごろ」の一番おいしいタイミングで収穫され、直売所やJAセレサ川崎のセレサモスなどの店頭に並びます。畑と販売所の距離の短さは、環境にやさしく、運搬に要するエネルギー消費量の少なさでは“フードマイレージ”の優等生です。
高津区に限らず、市内の方や新たに転入した人たちにも来場してもらい、より多くの人に「さんの市」を利用してほしいと主催者(「たちばな農のあるまちづくり」推進会議・川崎市高津区役所)は話しています。
問合せ・連絡
「たちばな農のあるまちづくり」推進会議事務局
高津区役所地域振興課
電話:044-861-3133