川崎の新たな名産品を発信 ~川崎イイモノ直売所~
この記事は、2022年4月14日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。
2022年3⽉14⽇、川崎地下街アゼリアの中央広場に、川崎の名産品を集めた⾃動販売機「川崎イイモノ直売所」が設置されました。これは、川崎の農産物加工品や地域の名産品を集めた市内初の⾃動販売機です。
設置管理者で美遊JAPAN有限会社の代表、岩篤志さんにお話を伺いました。
自動販売機「川崎イイモノ直売所」を設置した経緯を教えてください。
川崎には、たくさん良いものがあります!素晴らしい商品がたくさんあります。そして、川崎市は南北に長いですよね。北の良いものを南でも、南の良いものを北でも知っていただきたい。そう思って、動き始めました。
モデル事業の連携事業者として、「おつけもの慶」さんにお声がけをし、参画いただけることになり、「川崎市中小企業間連携新規事業化モデル創出事業」に申請したところ、無事採択されました。
採択された「食のプラットフォーム構築事業」では、自動販売機という形態をとることで、最初にお話ししたような川崎市の良いものを、南部から北部へ、北部から南部へ、広く知っていただくことや、市内事業者の販路開拓等を目指しています。
「おつけもの慶」さんのキムチのほか、現在川崎で注目を浴びている「香辛子(こうがらし)」の加工品など、「かわさき名産品」(※)認定商品や、川崎地場産野菜を活用した加工品など15種類が販売されています。
販売されている商品の生産者やお店などは、どのように集められたのですか。
川崎で長く事業をされている方や、農家さんなど、繋がりのある方たちに声をかけました。
また、美遊JAPANは、この自動販売機での販売を目指し、川崎市幸区で直売をしている農家、「しんぼりファーム」さんと協働して、トマト加工品2種を新開発しました。
この自動販売機を通して、川崎の加工品等の商品開発を、促進出来たらいいなと思っています。新しい名産品を作りたいと思っていても、売り先が無い、大ロットでないと販売出来ない等の悩みも、この販売方法であれば、解決できます。小ロットで川崎駅という大きな場所で販売ができます。
商品開発をしたいと思っている方や、販路開拓を考えている方を応援し、そして、新しい川崎の名産品をたくさん作っていきたいですね。
自動販売機での販売をきっかけに、農家さんと加工者、企業と消費者が繋がって、新しい魅力が産まれると嬉しいです。
この自動販売機で販売することはできますか。
自動販売機のワクワクするような広がりを想像しながら、挑戦する企業や人を応援できる場になれるよう、ルール作りに取り組んで参ります。気になっている方は、まずお問い合わせいただけると嬉しいです。
この取組に関する問い合わせ
美遊JAPAN有限会社
電話 044-322-5171