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週末は子どもと一緒に思いっきり外遊びを楽しもう!プレイグリーンパーク

川崎市内の広い公園や緑地で20種類以上の遊具を自由に使って、体を動かして親子で1日遊べるイベント「プレイグリーンパーク」が開催されています!鬼ごっこや大縄跳びなど、みんなで遊ぶと楽しいミニゲームも行われています。プレイグリーンパークを立ち上げた一般社団法人プレイグリーン推進協会の代表理事、若山 勝(わかやままさる)さんに話を伺いました。
(取材日:2024年1月5日  レポーター:倉林智美)


きっかけは「プレイグリーンパークはこれからのまちづくりにきっと求められる」の一言

今も勤めている会社の新規事業でファミリー向けのスマホアプリを作ったのですが、プレイグリーンパークは、そのPR企画として思いつき、2018年に川崎市に協力いただきスタートしました。ミニサッカーやドッヂビー、竹馬、フラフープなど、20種類以上の体を動かす遊具を広場にちりばめて、親子で楽しく一日過ごせる場を作りました。参加条件として、スマホアプリを登録していただき、ご希望の方には、プロフォトグラファーの撮影を無料体験していただきました。
 
その新規事業は2019年に残念ながら終了したのですが、その報告をお世話になった市役所の方にした際に「プレイグリーンパークはこれからのまちづくりにきっと求められるので、続けてほしい!」と提案いただき、非営利型の「一般社団法人プレイグリーン推進協会」を立ち上げました。残念ながら、法人を立ち上げてすぐにコロナで何も出来なくなり、まともに活動できるようになったのは昨年(2023年)からです。

約20種類の遊具を好きに楽しめます

子どもたちが楽しそうに遊んでくれることが嬉しい

私も子育てで公園や緑地にはとてもお世話になったので、パークを通じて同じように子どもたちが楽しそうに遊んでくれていると、こちらも楽しい気持ちになります。
パークの運営には市役所やボランティアの若い人たちも手伝ってくれるのですが、若い人が自分たちのために頑張ってくれている事を見るのも嬉しいですね。
「近所でこういうイベントを誰かがやってくれたら子育てする身としては助かるな」と思ってパークを運営していますが、昨年末に来場者さんにアンケートをしたところ、子育て支援活動としても、公園の利活用としてもとてもいい評価を頂けたのも嬉しかったです。
ただ一番嬉しいのは、パークが事故なく無事に終わって、倉庫に遊具をしまってレンタカーを返した後にうちでお風呂に入ってビールを飲むときです。(笑)

大きなシャボン玉も作れます!

大変な事は、家庭との両立!?

開催するのに苦労はそれなりにあります。
パークの準備や運営は「続けるのが嫌にならない、1泊2日のキャンプと同じ程度の大変さ」というレベルにしているので、皆さんが想像するほど大変ではありませんが、それよりも!家庭を優先しないと奥さんに怒られるので、パークの前後でもサボらず家事をしたり、「疲れた」と言いたいのを我慢したりと気を遣わないといけないのが大変です。そして、通販で買ったパークの備品を奥さんが受け取るたびに「うちは倉庫ではない」と怒られます。(笑)
また、基本的に私以外はボランティアさんだけでパークを運営しているのですが、ボランティアさんが集まらないと本当にヒヤヒヤします。そして運営資金の協賛をしてくださる川崎市内の企業さんを探さないといけないのですが、これが一番苦労します。 

小さなお子さんも楽しめます
紙芝居も披露

2023年は市内5区、幸区では2回開催しました

2023年は、高津区、宮前区、川崎区、麻生区、幸区など市内各所で開催しました。各区色々な団体とコラボしながら開催していて、幸区では御幸公園と南河原公園と2回、NPO法人幸区盛り上げ隊と一緒に行いました。プレイグリーンパークとともに、ハンドメイド商品販売やワークショップ、飲食販売を行い、御幸公園ではバランスボールの体験会も実施し、皆さんとても楽しそうでした。

バランスボール体験会

市制100周年・全国都市緑化かわさきフェアのPR活動にも協力しています

2024年は川崎市が市制100周年を迎えますが、その象徴的事業として「全国都市緑化かわさきフェア」が開催されます。プレイグリーンパークも市制100周年と緑化フェアのPR活動に協力して、昨年の7区開催に続き、今年も市内の全7区で開催を予定しています。
今年のパークの具体的な開催場所や日程はまた改めてHPやLINEでお知らせさせていただきます。

通常公園などでは出来ない、大きな玉でバレーボール

ボランティアも引き続き募集中です

私たちがボランティアさんにお願いしている事は、遊具の設営や会場の見守り、お子さんのお手伝いなど、単発で気軽に参加できる内容です。地域課題の解決、SDGSなど社会的な取り組みについて体験できる機会にもなります。ボランティアの募集は「activo(アクティボ)」という募集サイトを通じて行っております。アクティボに会員登録して、「一般社団法人プレイグリーン推進協会」をフォローして頂ければ募集の最新情報をメールなどで受け取れますので是非チェックしてください。みなさまのお申し込みをお待ちしています。

今の時代には欠かせない、体を思いっきり動かすプレイグリーンパーク

幼児期の子どもたちが成長するには遊びは欠かせません。しかし、近年は、気兼ねなくボール遊びや思いっきり体を動かせる場所が激減しています。プレイグリーンパークは1日楽しめるイベントです。家でゴロゴロも良いですが、たまには外に出て思いっきり親子で遊びませんか。是非、気軽にご参加ください。

右から、市職員の藤田さん、若山さん、幸区盛り上げ隊の倉林さん、ボランティアの今井さん


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