見出し画像

【外国人ママパパのための】親子で学ぶ日本語サロン

この記事は、2019年12月11日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

川崎市国際交流センターでは、10月18日~11月29日まで毎週金曜日に「親子で学ぶ日本語サロン」(午前10時~11時30分)という教室が開かれています。(主催:親子日本語サロンの会)赤ちゃんを連れた外国人ママさん、パパさんを対象に2012年から毎年春期、夏期、冬期に開催されてきました。11月22日(金)にクラスの様子を覗かせていただきました。


和やかな雰囲気のサロン(当日の様子)

当日は冷たい雨が降りとても寒い日でしたが、3組の親子が参加されていました。お子さんはいずれも1歳前後の女の子。マットを敷いたコーナーで遊んだり、走り回ったり。
テーブルのほうでは、眠そうなお子さんを抱っこしているママさんがサロン代表の浜田かおるさんとお話ししていました。会話の中には自然と相談も混じっています。

国際交流センターのエントランス

「パパは日本語が解らないから自宅では英語で話すことが多いけれど、子供には日本語も早く覚えて欲しいし…」
「保育に行っている間は日本語なので、家でも日本語だと疲れるみたい」
「トイレに行きたいっていうことが、なかなか伝えられなくて…」
「言葉が通じないってすごいストレスだから、つい手が出ちゃう子もいるのよね」「うん、でも、いけないことだと何回も言い聞かせたらやらなくなった、ていう子もいるみたいよ」
他のコーナーにいたママさんも、サポーターさんも、それぞれに経験などを話して会話に加わっていました。

後半は、マットを敷いたコーナーに集まって絵本の読み聞かせ。絵本や歌は言葉を覚えるのにとても役立つようです。

和やかな雰囲気で過ごします

サロン作成教材や対話を通して日本語を習得(浜田さん談)

「親子日本語サロンの会」は、乳幼児とともに日本で暮らしている外国人に、生活に必要な日本語の習得や子育てをサポートしていきたいと立ち上げました。
「親子で学ぶ日本語サロン」では、子供の成長、健康、食や緊急時の対応などをテーマに、サロン作成の教材や対話による日本語の習得のほか、例えば幼稚園の入園手続きの相談に乗ることもあります。子育て中のサポーターも多く、同じ目線で対話することができます。
また、日本の文化、手遊び、子育て情報についても皆で話し体験したり、活動を支えるサポーターのために、講師を招いてスキルアップ研修も行っています。

代表の浜田さん

参加者のママに聞きました

夫はイギリス人で私は日本人。2歳7ヵ月の息子と1歳の娘の4人家族です。3か月前に日本に来ましたが、近所ではすでに“仲良しグループ”ができ、入りづらくて…。
子育て情報はもちろん、娘に日本語を聞かせ、お友達と遊ばせたくてここに来ています。

スタッフ手作りの教材

取材後記

何気ない会話の中でもスタッフの皆さんが、大変きめ細かく配慮されています。
海外から日本に移り住んで子育てをしているママパパ達に「日本に住んでよかった」と思ってもらえるよう、皆でサポートしていきたいですね。

親子日本語サロン 問い合わせ

問合せ:nihongosaron@gmail.com
    または(川崎市国際交流協会 電話:044 435 7000
Facebook: 外国人のための親子日本語サロン
(川崎市中原区  代表:浜田かおる)
 https://m.facebook.com/nihongosaronkawasaki    

川崎市国際交流協会 かわさき国際交流ニュース SIGNAL
2017 春号(No.136)より
https://www.kian.or.jp/pdf/news/136-1704/07.pdf


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでくださりありがとうございます。市民の方の地域活動や市民活動等への参加と継続を応援するため、Facebook(つなぐっどKAWASAKI)でも情報を発信しています。よろしければ、フォロー、いいね!をお願いします♪