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「脱炭素アクションみぞのくち」 ~脱炭素社会の実現に向けて~

この記事は、2022年12月22日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

脱炭素社会とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量「実質ゼロ」を目指す社会のことです。

日本では2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことが宣言されています。
川崎市でも、脱炭素社会の実現に向け、市民・事業者・行政が一丸となって2050年CO2排出実質ゼロを目指す「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定し、2030年に向けた取り組みの一つとして、「脱炭素アクションみぞのくち」を創設しました。

現在展開されている脱炭素の取組について、体験企画や展示を通じて学ぶことのできるイベント「脱炭素アクションみぞのくち広場」が、令和4年11月12日(土)にJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路などで開催されました。当日の様子を取材しました。
(取材日:令和4年11月12日)


イベント紹介

日時

令和4年11月12日(土)11時00分~16時00分

会場

JR 武蔵溝ノ口駅南北自由通路(メイン会場)
ノクティ2 11F 高津市民館内
ノクティ 9F 連絡通路
マルイファミリー溝口 1F 駅前入口

出展内容

溝口駅周辺の会場に、環境について楽しみながら学べる計14ブースが出展しました。
廃材を使った工作・発電体験などの体験型ワークショップや、企業の先進的な取組・製品の紹介などが行われました。

リサイクルボトルですごろくゲーム

ピックアップ

近場でEnjoy!南部線・鶴見線 エコステ見学(JR東日本旅客鉄道(株))

JR東日本では、水素エネルギーの利活用を推進しており、省エネルギー・再生可能エネルギーなど様々な環境保全技術を駅に導入する取り組み「エコステ」を実施しています。
JR武蔵溝ノ口駅は「CO2フリー水素エネルギー」を活用したエコステモデル駅です。
エコステ見学やNゲージ(鉄道模型)展示、子ども駅長(制服を着て撮影会)など盛りだくさんのツアーを実施しました。予約制ですが、早くから出発を待つ行列ができていました。

早くから並んで待つエコステツアー

かわさき発!みんながつながる環境アプリを使ってみよう!(富士通(株))

環境アプリ「Green Carb0n Club(グリーンカーボンクラブ)」は、川崎市の環境配慮行動を増やすために川崎市と様々な事業者が連携した実証実験の取り組みです。
エコアクションによってポイントが貯まり、実証実験期間内にエコなサービスや商品などのクーポンに交換することができます。
このブースでは、新しくリリースされた川崎市の環境アプリを紹介し、体験することができます。
環境アプリ「Green Carb0n Club」は、以下のサイトからダウンロードすることができます。
https://carb0n-club.com/  
(実証実験期間:2022年10月31日~2023年3月31日)

親子で楽しめるワークショップ(地球温暖化防止活動推進センター)

高津市民館内の会場では、脱炭素を考えた工作教室や体験ワークショップなどが開催されていました。
ゴミ拾い・分別のワークショップは、床に撒かれた空き缶やお菓子の袋などなどを拾い集め分別するゲーム。子どもたちがとても楽しそうに取り組み、パパやママに説明している姿も見受けられました。
隣のブースでは、人の身体や環境に安全な入浴剤の手づくり体験。リサイクルの容器に詰めて完成です。

エコな入浴剤作り
脱ビニール袋!古新聞でバッグ作り

若い世代の関心が高いイベント

当日は好天に恵まれ、どの会場も多くの参加者で賑わっていました。特に若いファミリーが多く見受けられました。たくさんの子どもたちに環境を守る大切さを知ってもらえたのではないでしょうか。
どのブースも工夫を凝らし、楽しいイベントでした。予約制の体験型ワークショップは、それぞれ人気が高く、早くから予約で満席になったところが多かったようです。
展示・解説型のブースでも、熱心に話しを聞き、質問している姿を度々見かけました。
来場者の様子からも、このまちの脱炭素アクションに対する興味や意識の高さを感じた一日でした。

カプセルアートでお部屋の飾り作り

主催者情報

「脱炭素アクションみぞのくち」
主催:川崎市(環境局・高津区役所)、脱炭素アクションみぞのくち推進会議
問合せ:川崎市環境局脱炭素戦略推進室 044-200-3871(戸井田)
脱炭素アクションみぞのくちホームページ: https://carbon0-mizonokuchi.jp/

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