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ホームページ作成をお手伝い! ~Webかわさき~

この記事は、2022年2月9日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

Webかわさきは、川崎市および近隣の地域を活動拠点としているNPO、市民団体、ボランティアグループのホームページ作成のお手伝いをしています。活動拠点でもある、かわさき市民活動センターにて、代表の水山昭徳さん、副代表の海口(うみぐち)平太郎さん、Webかわさきを立ち上げに関わった遠藤素子さんにお話を伺いました。


団体を立ち上げた経緯を教えてください

遠藤さん:
1999年、郵政省で提唱されたテレトピア構想の中で、川崎市が地域情報発信支援サービスを行うため、市民団体にホームページを持ってもらおうという活動が始まりました。そこでWebかわさきが結成されました。その後、テレトピア構想は2004年に終了しましたが、広報活動支援の市民団体として活動を続けていきたいと思い、レンタルサーバーを借りてホームページ作成を行ってきました。当時は、ホームページを作成依頼する人はほとんどいなく苦戦しましたが、情報収集や、声かけを続け、徐々に口コミで作成依頼を受けるようになってきました。
当時は勤労者、定年退職者、主婦、学生、フリーターなど参加者はさまざまでした。

水山さん:
現在会員は19名になります。年代は幅広く、20代~70代になります。今まで約60団体のホームページを作ってきました。

会員との打ち合わせ

Webかわさきに入る前は、元々どんなお仕事をされていたのですか

水山さん:
機械系エンジニアで、火力・水力・電力などの発電機の設計をしていました。その後、社内教育部門に異動し、若者に教えていたのですが、その時にIT系の話を色々な方から聞いていました。ホームページ作成は趣味で行っていて、60歳で退社後、WEBかわさきに入りました。

海口さん:
建築の設計をしていました。退職後、趣味でホームページの編集を始めました、徐々にワードプレスのしくみが楽しくてのめり込んでいきました。建築設計と似ている所があり、あれこれ関係付けて組み立てるという事が肌に合っているのだと思います。

団体担当者と打合せ

ホームページ作成について気を付けている事はありますか

海口さん:
Webかわさきから、担当1人窓口1人の計2人で、先方のお話をきちんと聞いて、1つ1つ丁寧に作っています。最初は川崎市に活動拠点のある団体が制作支援の対象でしたが、最近は横浜市や東京都の団体もあります。市民活動センターが拠点のため、そこで制作支援打ち合わせを行うことを原則としています。
また、10年程前までは、無償ボランティアでの作成支援を原則としていましたが、それ以降は有償ボランティアでおこなっています。

水山さん:
ワードプレスの管理者権限は、原則としてWebかわさきが持ち、編集者権限を委託団体に提供しています。まれですが、管理者権限も持ちたいという団体もあり、その権限も提供することがあります。Webかわさきとして契約しているレンタルサーバーがあり、現在、それを共同利用している団体は25ほどあります。会員の中にITの専門家がいて、このサーバーを管理しています。

ワードプレスの編集操作ガイド講座の様子

コロナ禍で変わった事はありましたか

水山さん:
月に何件もWebかわさきに入りたいというお問合せをいただきました。一方、ホームページを作りたいという依頼は減っていました。会議もオンラインが主流になりましたよね。最近ようやく依頼が増えてきたところです。

これからの目標を教えてください。

水山さん:
目標は現状維持ですね。この状態を続ける!私たちも高年齢に達してきているので、良い後継者が見つかれば、代表交代をしたいですが、残念ながらまだ見つかっていません。入会希望があれば、打ち合わせ・面談を行い、雰囲気を伝えています。

海口さん:
実はもう限界かなと思っています。若い世代とのセンスの違いが出てきています。ホームページよりSNSを使いたいという世代が増えているようで。私自身はSNSにどうもいまひとつ馴染めなく、やはりホームページの方が団体の情報発信にはうってつけだと思うのですが。ともあれ、ワードプレスは本当に便利なので、団体HPの制作支援だけでなく、ワードプレスを学ぶ教室などを開催して、みんなで楽しく学習できる場を設定してみたいと考えてはいます。

遠藤さん:
依頼団体との交流では、世代や職種の異なる方達との交流につながり、自分の幅が広がりますし、面白いです。学びながらスキルアップができ、喜んでもらえることは本当に嬉しいですね。ホームページ作成のモチベーションになると思います。私は、現在宮城県に引っ越してしまいリアルでの打合せに参加できませんが、Webかわさきの活動はずっと続いてほしいと思います。

左から水山さん、画面上の遠藤さん、海口さん

この取組に関する問い合わせ

問い合わせ:https://web-k.jp/contact/


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