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「ドマノマド」ママデザイナーがはじめた子どもと働けるワークスペース

この記事は、2021年2月17日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

ドマノマドは、川崎市幸区にあるシッターサービス付きのワークスペース。子どもと一緒に働くことができます。オーナーでデザイナーのよしだたかみさんによる、女性・ママ向けのデザインコーチングや、こどもデザイン教室も開催されています。
「ないものは、作る」がモットーの、よしだたかみさんにお話を伺いました。


子育ても仕事もシェアできる場所として

ドマノマドの名前の由来は、ドマは土間、ノマドは、ノマドワーク(喫茶店などオフィス以外で働くこと)のノマド。土間は昔から日本人の暮らしにある生活様式で、色んな家族やご近所の方が炊事洗濯を行う場所。靴を履いて、家の中とも外とも違う中間領域です。
色んな人が交わって、みんなで子育ても仕事もシェア出来る場所として、気軽に人が出入りするようになったらいいな、とこの名前を付けました。

ドマノマド

「ないものは、作る!」

以前は富士通でプロダクトデザイナーとして働いていました。子どもを授かり、産休・育休を経て、仕事に復帰するために保育園を探していたときのこと。たくさんの保育園を回り、説明会に参加。しかし、保活も実らず、残念ながら保留に。1年後の再チャレンジでも、また保留という結果になりました。
そこで「保育園、入れないなら作ってしまおう!」と誕生させたのが「ドマノマド」。自分の働きやすい場所を求め、自宅の1階スペースをリノベーションして、子どもと働けるワークスペースを作りました。
※保活…子どもを保育園に入れるために保護者が行う活動

子どもと一緒に働けます
お子さんを保育士が見てくれます

デザイン相談室やデザインコーチングを開いています

自分でチラシを作りたいけど、うまく作れない、デザインがしっくりこない、WEBページを作りたいけれど、どうしたら…等、お悩みがある方向けに、デザイン相談室を開いています。また、駆け出しのデザイナーさん向けにコーチングもしています。近年、働き方が多様化し、子どもと在宅で働けるお仕事を求めて、WEBデザイナーを目指す方が増えています。全国の女性・ママデザイナーさんと繋がって、実際のクライアントワークを通して、WEBデザインスクールでは教えてくれない「デザインの仕事の進め方」「デザインクオリティの上げ方」などを伝えています。

ドマノマドはどんな場所?

これからのドマノマドについて

私にとって、デザインはきっても切り離せません。働き方・スキル・デザイナーとして地域の皆さんに支援できることを挑戦していきたいと思っています。
デザイナーに発注する事が初めての方が多く、作りたいもののイメージが漠然としている方もいます。そういった方に対しては、例えば高校時代などの過去を振り返って、将来のあり方を一緒に考え、今後何をやっていこうとか、自分がどうしたいかなどの想いを聞き出し、具体的なアイデアを目に見える形=デザインを作っていきます。仕事に対するモチベーションや人生の分岐点についてなどをヒアリングすることで、その人の強みが見えてきて、やりたいことが固まっていなかった方も、活動の軸が見つかります。
ドマノマドに来れば、働く場所もあるし仕事もあるし、デザイナーもいるし、シッターもいます。
川崎のデザインの拠点として「デザインの事を相談するならドマノマド」と思い浮かぶ存在でありたいです。

デザイナーのよしだたかみさん

この記事に関する問い合わせ

ドマノマド
下記ホームページ「Contact」より


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