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帰ってきた「ごえん楽市2021」 9月30日までウィズコロナで開催中!

この記事は、2021年9月17日に協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」で公開されていたものを転載したものです。

 年に一度、市民活動団体が日ごろの活動を紹介する「ごえん楽市」。昨年度は感染防止のため中止となりましたが、今年度はコロナ禍でも実施できる形で帰ってきました!
 3密を回避しつつ活動を紹介できるよう、今回は会期を1ヶ月間に、そして、①団体のパネル展示②Youtubeでの活動紹介動画配信③オンライン交流会 という3つの企画で開催しています。
ここでは開催中のパネル展示と動画配信についてご紹介します。


パネル展示会場の様子

 かわさき市民活動センター内フリースペースで、46団体と3企業のパネルを展示しています。来訪者が自由に閲覧する形式で、どのパネルからも、社会への問題意識や熱意が伝わり、読んでいてとても刺激的です。
 また、初の試みとして、かわさき市民活動センターのYouTubeチャンネルにて、21団体が動画で活動紹介をしています。短い動画の中で、団体の問題意識や活動する楽しさが伝わってきます。

各団体の工夫が光ります

ごえん楽市企画担当者の淺海(あさのうみ)さんにお話を伺いました

 これまでは大勢が集まって開催していた「ごえん楽市」ですが、今回は密を避けてどうやって開催するかチームで話し合いを重ね、3つの企画を進めることにしました。

シフトチェンジとしての動画配信

 コロナ禍で、動画で活動や情報発信をする団体も増えています。
 今回、スマホで動画を作る講座を開催するなどのサポートも行い、団体の紹介動画も同時に募集し出展してもらいました。

ドキュメンタリータッチの動画
キャラクターを使った動画

SDGsを通して見つめ、出会う

 今回のパネル展示では、各団体がSDGsゴールの中のどれに結びついているか、各団体で考え、団体名の横にアイコンで表示しました。
 このアイコンを見ることで、全く異なる分野だけれど目指すものは一緒だった、といった共通項を見つけやすく、団体間の繋がりを生み出すきっかけとなるはずです。
 また、外出自粛により活動が制限される中で、むしろこの機会にこれまでの活動を見つめ直し、自分たちの目的意識を改めて考えてもらう期間にしてもらいたいという意図もありました。
 SDGsへの関心の薄かった団体も取り組みの当事者として考えられるようになり、勉強してより理解を深めようとするなど、変化の兆しも見られます。

団体名の横にはSDGsゴールアイコンが

企業も共に

 市民活動団体だけでなく、今回の展示では地元企業のプロボノ(仕事のスキルを活かしたボランティア)団体やCSR活動のパネルも設けています。社会課題への取り組みを行っている企業も共に活動する相手と捉え、企業に対しても幅広く自由な場を提供できればと思っています。

企業の展示コーナー

これからのごえん楽市

 コロナが終息してからのごえん楽市も、今回のやり方を踏襲しつつ、時代に合った形で開催できればと考えています。また、参加者の裾野を拡げ、これまで関心のなかった層へも働きかけていきたいです。 

取材を終えて

 各団体のいきいきした活動紹介を見て、仕事とは別に興味のある活動をする場所や仲間を持つということは、人生にとって大きなプラスになるのだなと実感しました。家庭でも、職場や学校でもない「サードプレイス」。あるといいけど中々ハードルが高い…という方も多いのでは。今回のごえん楽市で様々な団体を知ることで、きっと皆さんの新しい出会いの第一歩になると思います。
 ごえん楽市は9月30日まで開催しておりますので、かわさき市民活動センターへ、またはお手元のパソコンやスマホからぜひご参加ください。

会場:かわさき市民活動センターフリースペース
期間:2021年9月1日(水)~9月30日(木)センター開館時間内 ※9月21日は休館
<動画配信>
かわさき市民活動センタ―YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PLX7xGJJCuLunA2ciOouroonRtf_nTQMaq
期間:2021年9月1日(水)〜9月30日(木) ※期間終了後も形式を変えて配信予定

主催者情報

公益財団法人かわさき市民活動センター

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